新型マークXの燃費は悪いのでしょうか?そしてさらにその燃費をよくするには、どうしたらいいのでしょうか。今回は新型マークXの燃費について詳しく書いていきたいと思います。
新型マークXの特徴
引用:価格ドットコム
2.5Lと3.5Lのモデルがあります。
新型マークxの燃費は悪い?
引用:価格ドットコム
2.5Lモデルは、(25OS Four、250G Four、250G FourF Package)の一部のグレードに4WDの燃費は10.6Km/L、2WDは11.8Km/Lとなっています。
3.5Lモデルは10.0Km/Lです。
なお、最近発売されている新車より新燃費基準・WLTCモードでの表記が義務付けられていますが、2018年以前に発売された新型マークXには表示義務はなく、従来のJC08モードでの燃費が表示されています。
しかし、これは現行型の新型マークXが2009年に発売された事を考えると仕方ない部分でもあります。
トランスミッションは6速ATでCVTではありませんし、アイドリングストップ機構もないですし、おまけにハイブリッド仕様ではありません。
2.5Lと3.5Lは燃費の違いがあまりないのも特徴です。
燃費の良さを期待して2.5Lを購入しても期待できないでしょう。
もっとも車両本体価格や自動車税などの差はあるので、2.5Lモデルの方が初期投資維持費共に節約できるのは間違いないでしょう。
さらに燃費をよくするには?
引用:価格ドットコム
オイル交換
古い劣化したオイルのまま走っていると、燃費も悪化してしまいますし、車の故障にもつながる可能性があります。エンジンへの負担も多くなり、結果としてガソリンを多く消費するようになります。
オイル交換の時期は、トヨタは前回のオイル交換から
- 1万500Km到達
- 1年
のどちらか早い方を推奨しています。でも、車に負担のかかる事の多いシビアコンディション下での使用は、
- 7,500Km
- 6ヵ月
の早い方がいいでしょう。
カー用品やガソリンスタンドなどでは、5,000Kmごとの交換を推奨しているところもあります。基本的にはメーカーの指示で問題ないでしょう。
オイルは缶を開けた瞬間から劣化が始まります。なので走行距離が少なくても年に1回は、必ず交換した方がいいです。
走行距離が少ない人はオイルやエンジンに一番負担のかかる暑い夏に入る前に交換するなどと交換時期を決めておくと分かりやすいです。
新型マークXのオイルは5W-20という粘度です。
オイルの種類は鉱物油と全合成油の2種類あります。
全合成油の方が上位の性能です。価格も高くなりますが、燃費性能も向上する事が多いので、なるべく全合成油を選ぶようにしましょう。
空気圧
タイヤの空気圧は自動車メーカーによって指定空気圧が決められており、通常は運転席のドア付近や給油口に張り付けられたシールに記載されている事が多いです。これを守らないと燃費は低下します。
空気圧が高くなりすぎるとタイヤは空気でパンパンになり、パンクしやすくなります。
反対に空気圧が低いとふにゃふにゃになって、走りづらくなってしまいます。
車なら、多くのガソリンが必要になるため燃費が落ちてしまいます。
タイヤの空気圧は適正に保っていても1カ月もすれば自然に抜けてきて低下していきます。
つまり最低でも1カ月に1回は空気圧をチェックし、もし、下がっていれば、空気を入れて空気圧を上げておくことが大切です。でないと、燃費はどんどん低下していくばかりです。
下がることを見越して少し高めにしておくという方法もあります。しかし指定空気圧より高めにすると、今度はハンドリングに悪影響を与えてしまいます。
具体的には、コーナリング時の粘りが低下してスピンしてしまう事もあるので注意が必要です。
エアコン
エアコンの使用は燃費に少なからず影響します。特に夏場のエアコンは燃費に悪い影響を与えます。どれぐらいかと言うと、エアコンを使っていない時に比べて燃費が約2割程度落ちます。
なので燃費を良くしたい場合、エアコンは使わないのが無難です。
エアコンのスイッチは入れたままという人が多いと思いますが、春や秋など気候が良い時には、なるべく使わずに窓の開け閉めで温度調節するといいでしょう。
でも、夏場にエアコンを使わずに乗るのは無理だと思うので、エアコンをつける前に窓を開けて社内の熱い空気を一旦外に逃がして、温度を下げるようにすると多少エアコンによるガソリン消費を多少節約できます。
もし、エアコンをつけた場合は、内気循環にして涼しい空気が車内を循環するようにしましょう。
外気導入にすると車外から熱い空気が入ってきますので、社内の温度を下げようとしてエアコンが必要以上に動いてしまいます。
ただしずっと内気循環にしていると今度は車内の二酸化炭素の濃度が上がっていくので、長時間ドライブではたまに外気導入に切り替えるか、窓を開けて空気を入れ替えるようにする事が大切です。
アクセルとブレーキの使い方
いくらガソリンを節約したいからといってアクセルを踏まずに走ることはできませんね。アクセルの踏み方を工夫すると、消費するガソリンを節約できます!
まず発進時ですが、いきなアクセルをガバっと大きく踏みこむのは禁止です。
AT車であればシフトをDレンジに入れてブレーキを離すとクリープ現象で車が勝手に前に進んでしまうので、その後にじわりとアクセルを踏み込むようにする事が大事です。
ガソリンは発進時と加速時同時にたくさん消費されるのでこの2つを心掛ける事でかなり燃費が変わってきます。
新型マークXの燃費は悪い?:まとめ
いかがでしたでしょうか。正直な所、燃費にこだわる人は乗るのをおすすめしません。燃費よりもFRスポーツセダンとしての価値を最大限に評価する人が乗るのがおすすめです。
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